職場の「心の病」30代で増加
職場で、うつ病や神経症など「心の病」にかかっている30代が増えている――そんな傾向が、労働組合を対象にしたアンケートで浮かんだ。
〜云々〜
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20050724/K2005072303600.html
この記事だけではこのアンケートを信用できない.これは通院歴のある人が増加したということなのだろうか.それとも何らかの簡易検査などで割り出した数なのだろうか.どちらにしてもartifactである可能性が高い.前者の場合,そもそも通院者の母数が増加しているため,「職場で増えている」ことを主張するのならばその母増加傾向との比較が必須のはずである.後者では検査の信頼性が非常に怪しい.社会に対する啓発としては効果があるだろうが,とりあえず,私はこの調査結果自体を信用することができない.