ほわいつばんづ続報

手首に白い輪を付け、世界中で大勢の子どもたちがさらされている貧困の撲滅などを願う世界同時行動「ホワイトバンドデー」がこのほど、県内でも中区基町の基町クレド前広場であった。広島ではホワイトバンドの色にちなみ、白い折り鶴を集めることをインターネットなどで呼び掛け、約100人が1万3000羽を超える折り鶴を持ち寄るなどして、貧困撲滅への願いを込めた。
市民有志が結成した「折り鶴プロジェクト運営事務局」(江島悠代表)の主催。貧困問題などを話し合う国連総会特別首脳会合が14〜16日、米国ニューヨークで開かれるのを前に催された。
 世界では、貧困から3秒に1人の子どもの命が失われているといい、会場の巨大ビジョンでは趣旨に賛同した歌手の一青窈(ひととよう)さんや歌舞伎俳優の中村勘三郎さんらが、3秒間隔で指を鳴らし、わずかな時間で子どもたちが死んでいる貧困問題の根深さを、イメージで伝えた。
 参加した呉市広文化町の私立清水ケ丘高3年、八城あゆみさん(17)は「学校の担任から趣旨を聞き、友人らと3日間で鶴1000羽以上折った。世界の子どもたちの貧困に関心を持つ人が増えてほしい」と話した。
 江島代表は「予想以上の折り鶴が集まり驚いた。平和都市広島から思いを世界に届けたい」と話した。【吉川雄策】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050914-00000192-mailo-l34

3秒に一回,人が死ぬたびにかっこよく指パッチンですか.素晴らしきヒィッツカラルドか?集まった金が1円もアフリカに寄付されない以上,まさしくファッション以外の何者でもないな.あ,あと詐欺か.白いのつけてかっこEポーズした億万長者達のポスター作ったりいろいろやってくるのね,この左翼団体たちは.理念だけはいっつもご大層なものなのになあ.具体的には何も考えないし何もしない.彼らの言う「行動」とは単に集まるだけだ.よくもまあ毎回毎回いろんなところから金儲けと自己満足のネタを持ってくるものだ.

それにしても,ゾマホンのこのコメントの方が何倍心に響いたか.

魚を欲しがる友には魚の取り方を
 私が意識的に、今、寄付や募金を受け取らない理由が、実はもう一つあります。
 私の経験によると、アフリカ人は、もちろんベナン人もですが、「お金をください」と考えている人が多い。あるいはアフリカ人だけじゃなくて途上国の人々は「助けてください」という考え方ばかり。特にリーダーたちね。
 ここで言いたいのは、特に途上国のリーダーたちは、「これください」「あれください」と、援助ばかりを待っている、ということです。
 自分から行動をしようと考えている人が少ない。自分がいろいろなことについて考えて、どうすれば国民のためにお金を作り出すことができるのか。そこまでやっていないですね。それは長いうちには、国の発展に悪い影響を与えると思うわけ。そしていちばん問題なのは、ご存じの通り、多くの途上国のリーダーたちは援助をもらうと、すべて自分のものにしてしまい、欧米の土地に大きな家を買ったり、欧米の企業に投資したり、自分の子供を留学させたりして、実際には国民の手まで届かない。簡単に言うとそれはイコール賄賂ね。だから、いけない! と、ゾマホンは思うわけ。私は、そういう悪いイメージを日本国民に与えたくない。だから私は、ちゃんと自分の力で、自分の働いたお金で何かつくりたかった。自分で何も努力しないで相手の援助ばかり待つのは、乞食になるのと同じだよ。
 しかもだんだんそれに慣れてくると、それが当たり前になって、働かなくなってくる。怠け者のようになって受け取ることが当たり前のことになってくる。人間は、そういう要素も持っています。
 ベナンに「魚を欲しがる友達に毎日魚をあげるよりも、魚の取り方を教えた方がいい」ということわざがあります。海外援助に頼らない力を自分たちが持つ努力を、我々アフリカ人はしなければならない。そう思いました。
 そして援助をする先進国にもお伝えしたいことがあります。今、われわれ途上国に必要なものは、人的資源ね。たとえば途上国の留学生をできるだけ多く、あるていどの生活の保証も含めて受け入れる、といった人的資源を育てる援助が途上国に本当に必要である、ということを知ってもらいたいです。

ゾマホン、大いに泣く』より
http://www.kawade.co.jp/specials/zomahoun/read_z.htm