<たばこ条約会議>世界中で6.6秒に1人死亡 WHO

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060207-00000035-mai-int*1

前から言っているように,こういう印象操作は大嫌いである.これは数字の錯覚に過ぎない.そう,これは錯視である.6.6秒に一人と言うのがどういうスピードなのかが比較対象が何も呈示されていないために全然分からず,単純に自分の時間感覚で「6秒とか早すぎ!」と思わせる見まごう事なき粉飾である.3秒に一人のホワイトバンドもそう.ちなみに世界全体では1秒以下で一人以上死んでいる.その内訳の数パーセントがたばこに誘発されたと思われる疾病の死者であるに過ぎない.







さらば、ニコチンくん

さらば、ニコチンくん

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 【ジュネーブ澤田克己】昨年2月に発効した「たばこ規制枠組み条約」の第1回締約国会議が6日、世界保健機関(WHO)本部のあるジュネーブで始まった。開会前に会見した李鍾郁(イジョンウク)WHO事務局長は「たばこが原因となって世界中で6.6秒に1人が死んでいる」と訴え、禁煙の流れを強める重要性を強調した。
 条約の署名国は現在168カ国。会期は17日までで、各国の規制を点検、独立した条約事務局の設置などを話し合う。
 WHOによると、たばこが原因とされる死者は世界で年間500万人弱。たばこ消費が現在のペースで推移した場合には、2020年の死者数は約1000万人に達することが予想されている。 欧州ではアイルランドノルウェー、イタリア、スペインがレストランなどでの禁煙を義務づけた禁煙法を施行。アジアでもタイやシンガポールなどが規制を強めており、インドでも広告規制が加えられるようになった。
毎日新聞) - 2月7日10時54分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060207-00000035-mai-int