園児殺害事件２

この事件はもはや内容を話しても仕方ない状況なのでそっちはいいや．気になったのはささいなこと．いつものようにテレ朝の報道(フィクション)番組を見ていたら，某キャスターが「何の罪もない園児を殺（略」と言った．私はこのほぼ枕詞のようにも使われている「何の罪もない」という言葉が高校時代あたりから非常に気にかかっている．簡潔に表現すれば，「罪のない子供を殺すのはだめ」であり，この対偶を取ると「殺していいのは罪人」ということになる．しかしながら朝日は長いこと死刑反対の立場である．ここで朝日お得意のダブルスタンダードが登場する．
ショッキングなこの事件の残酷性を誇張したい気持ちはよく理解できるが，少なくとも「ジャーナリスト宣言」*1するんならもう少し自分の言葉を見直してみたらどうなのだろうか．あなた方の謳う「言葉のチカラ」とやらで何を企んでるのか知りませんがね(まあ，日本転覆を企んでいることはよく知ってますが)．

あ，オコさんはそのままどうぞお気をつけて．．．ごめんなさい．

「朝日」ともあろうものが。

*1:「言葉は感情的で、残酷で、ときに無力だ。それでも私たちは信じている、言葉のチカラを。ジャーナリスト宣言。朝日新聞」


今まではジャーナリストじゃなかったの？