高くついたギリシャ語の古書

[ニコシア　22日　ロイター]　トルコ系キプロス人の男性が、1702年に書かれたギリシア語の古書を車の中に持っているところを、ギリシャ系の南キプロスで警官に見つかり、本は南キプロスのものであるとして逮捕された。

本を所持していた年金生活者ビロル・ハッサンさん（71）によると、1974年にキプロスが南北に分裂した後、母親が転居した南キプロスの家で問題の本を見つけたという。トルコは、ギリシャ系の軍事政権がクーデターを起こした直後、北部に侵攻した。

ハッサンさんの弁護士によると、ハッサンさんは本を元の持ち主に返したいが、所有者を明示した文字がギリシャ語であるため読めないという。

ハッサンさんは22日、地元裁判所で、700キプロス・ポンド（約17万2000円）の罰金を科せられ、本を所有者に返すよう命じられた。
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081143054130.html

ハッサンさんと名にし負う者は金が貯まらない宿命なのか．かわいそうに．
なんむー．

宇宙から来たム、ム、ム〈2〉ハッサンの後悔 (児童図書館・絵本の部屋)