京都三日目

今日は去年の大会での発表賞の授賞式のために総会に参加した.事前にふりがな確認メールをわざわざくれたのに,まるでショヘヒガ君のように「ひろき」と間違われた.ツァーリも受賞対象だったので二人で壇上に上がったのだが,後に聞くとまるで親子のようであったという.まあ,俺だけ壇上でなんか不審な動きを繰り返し,逆に陛下は堂々となさっていただろうからそう見えたのかもしれない.

そんで,その後は京都観光に行ーった.まずは銀閣寺であった.銀閣寺道でバスを降車して進んでみると,何やら拡声器で演説を打っている恐ろしげな格好をした男たちがいた.よく見ると極右であった.「オッス!オラ極右!」と,なんかとある臨済宗の一派を売国の邪教だと非難している御様子.まさか銀閣寺でこんなキチガイみたいなのに出会えるとは!!!私はたまらず特攻服みたいなのを着た男からハンドアウトを受け取った.それはいま研究室に飾ってある.今年からウチの部屋に入った某M1は,こんなのを貼る俺がマジモンなのかとちょっと恐れているようだ.まあそれはいいや.

銀閣寺は思っていたより老朽化しており,そのことにいっそう感動した.日本建築てすごい.しかしプラッチック製の雨どいと何らかの電源ケーブル的なものが付加されている点はちょっとね,という感じを受けた.池の水は大変濁っていた.展望所付近で夜犯損氏を初めて見たが,完全なドキュン外人で恐ろしかった.あれでシャンスなのだからびっくりする.バス停に戻る最中にまだ彼らが演説しているのを見た.演者が交代しており,どこからどう見ても893だと確信できる人物が喋っていた.主張内容に一部うなづけるところがあるにしても,少なくともあんな恐ろしいやつがあんな格好であんなパフォーマンスしてちゃ市民の理解は得られんよね.彼らは根本的にやり方を間違えている気がする.ああいう形式で人に何かを主張するには,左翼の幼稚性や右翼の暴力性ではダメだと思う.人間として信頼させるところから目指さなければ誰も耳を貸さないだろう.まあそれはまじで関係ないのでいいや.

次に向かったのは清水寺であった.まるで修学旅行のようなコースである.それにしても人大杉.大量の腐れDQSを含む多くの人を掻き分け進んだ.そしてついにあの地へ.いろんな場面でよく引き合いに出される,清水の舞台の高さというものを理解できた.言葉でなく心で理解できたッ!そして,onobouzu氏が急に「俺,ここに来たことが・・・あるッ!」と漫画のキャラのようなことを言い出した.でもどうやらそれは本当らしく,しかしその記憶にはここで書くのを憚られるようないやらしく汚らわしいエピソードが付いているため詳細は割愛.結局ちょい進んだ先の茶屋でだんご食って帰った.

晩飯は我々のアパホテル近所にある飲み屋で食った.しかし,それがいけなかった.