Sawを1から5まで立て続けに見た


非常におもしろい.特に1は,我々にもう少し金と技術があればあの稀代の問題作である「ロッカー」はこんな感じになっただろうなと思わせる.一週間で撮ったらしいし.
大方で言われる通り,特に1が秀逸だった.あまりの出来の良さに悔しささえ覚える.でも以降のもちゃんとよくできてる.1のゴードン医師がどうなったかってことと,いやらしいアジア系の激萌え姉さん(韓国人らしい: Alexandra Bokyun Chun)をどうやって協力させたのかがまだ語られていない.こいつら続編で出てくる可能性があるのではと踏んではいるが,6まできて出てこなかったらもうないだろうな.2のボーイも何かで絡んできそう.どうせ死ぬだろうけど.
ところで,当初ジグ氏は生きてることの有難さを分からせるためにいろいろとスーパーギミックを駆使して激グロなことをしてたはずだが,だんだん自分がむかついた奴を片っ端からやったるで的なノリになってきて (特に自分を追ってる警官は全部やったるで的に),無能な後継者どもに至ってはプレイヤーのことが気に入らん時はいっつも解除方法を与えないという本末転倒.5のFBI捜査官なんて,無理やり理由をつけると「馬鹿だから」ぶち殺されたんだよな...1なんかだと,やられてる奴らみんなクズだったから(Zep氏はやられてる理由がいまだに分からんが)なんだか爽快感すら感じる部分もあったのだが,シリーズが進むにつれてなんかどんどんジグ一派にむかついてきた.6が出ても同じようなことになると思う.でも絶対見ると思う.
余談だが,最近は当たり前なのかもしれないけど,DVDにはディレクターズコメント版字幕が付いてる.映画見ながら場面ごとに逐一解説してくれるのだが,緊張感のある場面にふざけた語り口で説明入れるので逆にそれが実に面白い.


あと,この曲が素晴らしすぎる.本当にテンションが上がる.確実に何かに使う.
Hello Zep - Saw Soundtrack - By Charlie Clouser