JASRAC

(昨日のはなぜか反応が無かったが)著作権ついでにこいつらについて触れておく.俗に言うカスラックだ.いつも○などを固有名詞に挟むのはその名前を少しでもキーワードランキングで上位にやりたくない気持ちからの配慮だが,こいつらは完全表記でいかせてもらう.

著作権ってのは個人じゃ守り辛いもので,こういう管理組織は必要ではある.しかし,現在の体制での活動の成果は,日本の音楽文化の破滅だ.銀河のほとりというまあお年より向けのライブハウス(主体は喫茶店)におこった出来事を絶対に知っていただきたい.http://plaza.rakuten.co.jp/ginganohotori/diary/200406300000/
これは何らめずらしいことではない.社会保険庁など日本には様々な糞組織があるが,中でもJASRACは最低のゲスだ.こいつらは日本の音楽文化をメチャメチャにしている.オリジナル曲を扱う銀河のほとりから払わなくていいはずの著作権料を脅迫的に徴収する「非営利団体」...http://www.sankei.co.jp/news/050220/sha032.htmにもあるとおり,その徴収対象はダンススクールで使用される曲にも及んでいる.コレに対抗して自作曲や期限切れ曲などでなんとかしようとしている教室側に対して,彼らが言うには,

ジャスラック管理外の曲のCDだけでは顧客のニーズを満たせず、ダンス教室の営業が成り立つとは認識していない。ジャスラック管理楽曲を使用する場合はきちんと手続きをとって使用してほしい」

クズか?ほんまもんか?ほんまもんやで.翻訳すると「あんたら,俺たちが管理してないような糞曲じゃ営業できないだろ?じゃあ,わかるね?」ってこと.極道か.つうかさ,なんで俺んじ連痔たちのパクリには何も対処しないのこいつら?アレが最も悪質だろうが.ちっさいじいさんばあさんたちの喫茶店なんかばかり狩り出して大手は放置かよ.外道が.

俺は,4年ほど前のインターネット中のmidiサイト壊滅事件を一生忘れない.俺は当時ネット上にいた多くのコンポーザーやアレンジャーたちに驚嘆していたよ.一曲一曲聴くたびに新しいアレンジや表現手法に出会えてワクワクしていた.それがある日,突如並列的に大部分が閉鎖.あれで日本の電子音楽界の発展が10年以上遅れたことは間違いないだろう.いまやmidiは作曲ツールというよりもハードウェアコントロール用のシーケンスレコードとしてしか見れなくなった(まあこっちがもともとだけど).

一番悔しいのが,このことを問題視しているのがアマチュア音楽関係者くらいしかいないってこと.一般の方々から見れば,「人の曲なんだから使うときに金払うの当たり前じゃん」ってだけの話だろう.たぶん俺らのほうが悪党なのだろう.しかし,既存曲を自分の曲と偽る輩や自分の組んだmidiなどに課金する者もいなかったし(オレんじれンジは両方ともしてるが),そもそもmidi電子音楽の登竜門としての大きな役割を果たしていた.俺だって最初はmidiから入った.midiはその曲のプロモーションの役割も果たしていた.事実,(これは因果関係が本当にあるかどうか分からないが)midiの隆盛期とメガヒット連発の邦楽全盛期は一致していた.俺もmidiを先に聞いて,それから感銘を受けてCDを買うことも多かった.今はやつらに1円たりとも払いたくない.

砕け散れ!!!!こなみじんになれ!!!




P.S.
DSM-Ⅳのみなさん,俺らけっこう管理曲を演った記憶があるんだけど,やっぱりこの蛆虫どもに金払わないといけないのかな?