うちの実家の

「日本の闇」とまで言われた大牟田に,「御幸返橋」(おこがえりばし)という地名がある.幼少の頃は大して何も思っていなかったが,今更ながら考えてみるとなんともambiguousで変な地名だ.もしかするととんでもない逸話があるかもしれない.ちょっと調べてみるね.

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調べた.でも無理だた.ぐぐってもバス停の名前しか出てこないし,大牟田はまだIT後進地域だからあんましWeb上に情報も無いし,パソコンできるやつは大牟田そのものにはあんまし関心なさそうだし・・・

で,勝手に推測するに,一つは希望的な予測として:
昔,この熊襲近辺には皇族又はそれに匹敵する高貴なる人々がおいでになられていたのかもしれないとする説.御幸(みゆきだが)とはそういった身分の方々の外出を指す.そういった方々が繰り「返し」通られた橋なので,または,その橋のところで「返る」ので,御幸返橋,なのではないか.これだとちょっとうれしい.

もう一つは,御幸をそのまま「幸」の丁寧表現と見る考え方.そういった幸なるものについての返報性に関する逸話があるのかもしれない.または,これは恐ろしいが,もし幸を幸せと解釈するなら,その「返し」である不幸が訪れる橋だったのかもしれない.

一番恐ろしいのは,御幸返橋というのは単なる当て字の可能性だ.そもそもあれを「おこがえり」と読むのは変だ.もともとは「御子返橋」または「御子帰橋」だったのかもしれない.大牟田が日本の闇であることを考慮すると,とてつもない結論が得られてしまいそうだ.やっべ.とりあえずいろんな解釈が可能で困った.


大牟田勢にはぜひとも見解を聞かせて欲しい.Ayaさん,最上さん,そして民俗的なことに詳しく,かつ情報が仕入れやすい環境にいるドッペルさん.通町よりも三池街道よりのあの辺です.歴木中とかがある付近です.羽山台小,三池小,平原小の三校によるデルタスポットの重心の位置です.もし何かあるならぜひ教えてください.たとえば,あそこには禍々しく邪悪な何かが封印されていて,その三つの小学校がそれを守る巨大なオーパーツであるとか,とにかく情報求めます!