典型的だった.

俺の夢にはほぼ必ず,何らかのボスが出現します.これはよく研究分野の方々が使用する意味でのボスではなく,子供たち(私も含め)が好んで集団で徒党を組んで相手には使用できないアイテムや必殺技などを駆使して打ち倒そうとする方のボスです.蛇足ですが,私はこういう認識なので指導者のことをボスと呼ぶ風潮にはあまり耐えられません.どうしても外国語で呼びたいならマエストロまたはフューラーなどとなるでしょう.日本語ならば上様ないしは大君,匠.オリエンタルなら師父,および士大夫ならびに偉丈夫とか.

で,夢の中に出現するボスはほぼ絶対に倒せません.どんな強烈打撃やおどろおどろしい武器等を使用しても歯が立たないんです.ダメージが皆無なんです.しかも不気味なことに相手はいつもこちらの攻撃を甘んじて全て受けます.その姿はまるで先日逝去された橋本氏のように威風堂々たるものです.で,全ての手が通用しないとなると,ついにボスの方が動き出します.相手の姿は初期の大豪院邪鬼のように素晴らしくでかく,禍々しいいでたちなので,そんなやつの全力攻撃が炸裂したらこちらがどうなるか容易に想像できてしまいます.なので,ほぼ毎回逃げます.私の夢は,この逃げる過程が大半を占めます.幸運なことに,夢の中では体力(スタミナの意.タフネスは虚弱)が無限なので助かります.しかし,大方はどんなルートを選択しようと先回りされたりします.

今日の夢も同じようなものでした.逃げても逃げてもどでかい円月輪みたいなのを持った巨大で顔がちょっと猪八戒みたいな,まあ簡単に言うと豚野郎に追い掛け回されました.おかげで起きたら汗びっちりでした.なので耐え切れずシャワーに向かいました.でも,これがいけなかった.