五日目:錯視コンテスツ

があった.夜に.トップ10人の中には日本人も3名ほど含まれていた.たいそうかっこいいロックなBGMとともに登場し,自慢の錯視についてプレゼンツした.正直かなりかっこよく,あの壇上に立てたらと心底思いましたよ...錯視って,いい.

しかしながら,今日は驚くほど体調が悪い.連日の蓄積された疲れと,コンポステラに不十分な装備(i.e., 半そでシャツ)で挑んでしまったために完全に激風邪をひいてしまい,のど・各関節・体温ともに非常に危険な状態であった.頭痛,吐き気,下痢などすべての症状がカミングアウツしていた.ホテルメンにアスピリーナを大量にいただき服用し,夜のコンテスツまで自室で休み,病魔に冒された体を引きずってコンテスツ会場までほうほうの体で行きました.まじで危険でした.

その後,ガリシア風つまみとワインでみんなで立ち話するパーティがあった.出来事はここで生じた.


突発的会戦
その会場で,昨日いっしょにサンチアゴ・デ・コンポステラを見て回った巨体のプロレスラー先生と再会した.アメリカのTim先生というらしいが,そのとき私は初めてネームプレートを確認した.

[Te●as University・Timothy H●bbard]

突如メインイベンツ出現!!!!!俺は知らないうちにラスボスと観光して飯食ってたんかい!!!!つうかちゃんと苗字も教えといてくれや!!!!!!俺もゆわんかったけどさ!こちらの素性を伝えると向こうもびびった.で,尊敬してるとかいろいろ褒め称え,ところで,こっちの修正稿は見たかい?と聞くと,まだらしかった.でも初回原稿の時点でショックを受けたらしくもあった.で,「修正版ではあなたが今回発表するのと全く同じ実験を含んでいますよ?うぅん?」とゆってやった.まあ向こうの実験自体もあんましうまいこと結果が出ていたわけではないらしく,まあ大丈夫かなという感じを得た.それ以上に,いつPhDを取るのかね?Tex●sに来ることはありうるかね?とか言っていたので,まあ少しは好感を持って頂いたことだろうと信じる.正直,会わないよりかはだいぶましになったであろうと思う.

で,風邪が驚異的にぶり返してきたのでずるずるとひきずり帰って,寝た.