自信

ここでこんなことを言っても仕方ないのは分かりきっているのだが,以下のブログを読んでいて思った.自分にとっても大事そうなので.
http://blog.livedoor.jp/ichiyuki/archives/50095656.html

この人が集団から(意図的に?)逸脱しているのは,決してこの人の能力が高すぎるとかの理由ではないだろうなと思った.この人は根本的に,他者を見下すことで自我を形成している.正直,こうはなりたくないと感じた.そして同時に,無意識にこうなっているのかもなという危機感にも襲われた.
俺は基本的に自分を見下す人とだけは正常に付き合うことができない.姿すら見たくなく,当然,話もしたくないし,その人の前ではミスを連発する.そのせいで余計に見下される.原因は,おそらくその人への対処にリソースの大部分が使用されて,自分の課題に対して注意を向ける余裕が無くなってしまうからだと思っているが,どうっしょうもない.他の人がそうなのかどうかは知らないが,この著者の周りの人も,おそらくこの人一人のせいで非常にやりづらい環境になってしまっていたのだろうなと予想する.ある人物の過剰な自信は,その人に関係する周囲の人々のパフォーマンスを低下させるのではないか.たとえその人がその自信を裏付けるほどの能力を持っていたとしても,結果として,大局的に全体の機能は損なわれるだろう.しかしこれはある意味限定的で,そういう人物がトップに着けば,唯々諾々としかできない周囲の人々は機能するかもしれない.まあそんな組織はそのトップが崩れた時点で全て終わるのだろうが.このブログの著者は,ワンマン経営者になるしかない気がする.そして俺はそういうのが非常に苦手だということを再認識した.