鉄道マンはナウシカがなるべき仕事
社説:特急転覆 安全管理で浮ついてないか
強い横風が原因、とみられている。運転士も「突風で車体がふわっと浮いた」と話しているという。雪国では冬の嵐に見舞われ、台風並みの強い風が吹き荒れることが珍しくない。その風にあおられたらしい。現場付近の風速は毎秒約20メートルで減速規制するほどでなかったというが、平時と同じ時速約100キロで最上川の橋梁(きょうりょう)を渡ったことに問題はなかったか。突風とは言いながら、風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ。暴風雪警報下、日本海沿いに走るのだから、運行には慎重であってほしかった。
風速25メートルで速度規制、30メートルで運転中止−−というマニュアルに違反していない、との説明にも納得しがたいものがある。設置場所が限られた風速計に頼っているだけでは、危険を察知できはしない。五感を鋭敏にして安全を確認するのが、プロの鉄道マンらの仕事というものだ。しかも86年の山陰線余部鉄橋事故などを引き合いにするまでもなく、強風時の橋梁が危ないことは鉄道関係者の常識だ。ましてや「いなほ」は秋田県の雄物川では風速25メートル以上だからと徐行したという。現場では計測値が5メートル低いと安心していたのなら、しゃくし定規な話ではないか。
毎日新聞 2005年12月27日 東京朝刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20051227ddm005070124000c.html
いやさ,いきなり大塚さんの兄貴が謝罪しまくって始まったJR東日本なんだが,ここまで言われるとはな.確かに亡くなった方々は非常に残念であり遺族にも限りない遺憾の意を表したいが...
「風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ。」か...
「五感を鋭敏にして安全を確認するのが、プロの鉄道マンらの仕事というものだ。」か・・・
鉄道マンは神かと.ナウシカかと.
ほんとうに,何にでも噛み付くのがジャーナリズムだと勘違いしておられるようだなあ.こちらから言わせてもらえば,特定の国家・団体等の息づかいが感じられるような記事を書かないのがプロの報道マンだと思うのだが,毎日は*国や***会が大好きで根元までズブズブに癒着してるからなあ..そんな奴にここまで無茶苦茶な非難をあびるとはちょっとJR東日本が可哀想になってきたよ.けっこうまともな対応をしているだけにね.
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