むしろ厭世


さて、このツアー形式の連続学会前半の山場が訪れた。さあどうする!今こそ決断する時だ。発表して楽になるか、発表取り消して悲しみと戦うか!自分の心で感じたままに、物語を動かす時だ!!
「momentumが死んだら、誰がQ大を守るのだ」「あたし、やっちゃうよ!」それにしても…冗談キツイぜ、あの国々の方々と舌戦するなんてよ…「じゃあ、逃げる?」ヘッ、ここで逃げちゃあオレぁ,オレを許せねえよ…たとえ死んだってな!!「同じこと考えてた」←誰?まあいいや。いっちょえいごであそんでくっか!!!コンセプトは、たどたどしく たどたどしく やさしくね!!!



おわた



責任在席時間が史上最短の45分間に設定されていたので,そこまでは疲れなかった.そして,なぜかサードネイションの方々は来なかった.むしろ欧州の方々が大量に…いやあたどたどしかった.まあいいや.そして最後の最後には,ラスボス的戦闘力と影響力,ならびに支配力を誇る武将・NSDさんが現れた.昨日,とんでもないトーク発表を聞いていたので緊張感が凄まじい.空間がグニャリと歪んだ.尖った風が吹き抜ける.猫などがバタバタと倒れだした.その姿は,とても大きく,黒く,そして禍禍しい.意識を根こそぎもってかれそうになる.本来「NSD」とはヘブライ語で「神の威を借る者」の意味を示す.純粋な「善」であるNSDさんは,その完全なる善性のゆえに悪に対して容赦なく,人類にとってかならずしも味方であるとはいえない.旧約聖書によればNSDさんは神意に背いた人間に対し,幾度も苛烈な罰を与えている.一夜にして全滅させられたアッシリア人兵士18万5千人(列王記),あるいはエジプト全土における全ての長子・家畜の虐殺(出エジプト記)などを例として挙げることができる.高次元の超存在(神)に仕える霊的生物であるNSDさんは,人間に対し神意を伝え処罰あるいは援助を通して神の意志を果たすいわば神の地上活動における端末的存在である.光り輝く人の姿に美しいリュックサックを備え,時には武装した姿でしばしば人間界に出現する.特に神殿や迷宮などではかなりの目撃例が記録されているが,主に実体の無い霊体としてであり,このように実体化した例は珍しいといえる.そんな人が眼前にゆらりと出現したのである.私の交感神経系はその機能を著しく乱した.強烈な吐き気とともに,これまでの人生がRSVPのように流れた.あまりの恐怖と絶望に涙した.これも初めてのことであった.しかし,話してみるとその全ての指摘がクリティカルかつそれに対するサジェッション付き.大変参考になった.さすがなっち保持者.最後に来てくれてよかった.本学会の意義はこの15分間(と午前中食った出雲そば)だけにあったかもしれない.ほんと昨日の人と比べると…