なんて意図的な見出しだ

小泉首相また外遊、7日からフィンランド訪問

 安倍官房長官は31日午前の記者会見で、小泉首相がアジア欧州会議(ASEM)首脳会議出席のため9月7日から12日にかけてフィンランドを訪問することを明らかにした。

 会議は10、11日の日程で、会議に先立ち小泉首相フィンランドのバンハネン首相と会談する。
(読売新聞) - 8月31日11時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060831-00000205-yom-pol

まあ確かにこの時期になって急に飛び回ってるから読売も変に思ったのか.

モンゴル,ウズベキスタンカザフスタンと歴訪中であるが,これら親日国家での首脳会談は日本を肯定的にとらえている国々との連携強化であり,「良いところを伸ばす」外交としては国益にかなっている.さらに資源および地政学上最重要と思われるモンゴルとウラン鉱を持つスタン系との連携,全てが将来巨大な外交カードに化ける可能性のある案件ばかりだ.これまでにないほど(むしろこれまでを考えると驚くほどの)戦略的な外交だ.もちろんキラと同様に何をしても文句を言う朝日は「迂回外交」などといって批判.mixiなんかでもほとんどのコメントが「卒業旅行」だの「税金で遊び回っている」だの本質を見ようともせず読売の使った「外遊」という単語の持つ印象に踊らされている者多し.どうせ名前もあまり知らない国々だから何しに行っているか理解できないのだろう.
なんで急に飛び回っているかといえば,靖国参拝による効果が大きい.と思う.あれのおかげでこれまでの「近隣諸国」からの激しい外圧は無効化可能だということが決定的になった.つまり,今までは彼らの圧力のせいで自由に飛び回れなかっただけだ.なにせモンゴル,カザフといえば中国と国境を接しており,そんなところと首脳会談なんてしようとすれば外務省レベルで牽制を受けていた.さらに後継首相のための地固めの意味ももちろんある.単に遊び回ってるだけのわけがない.それこそそんなもん公務も何もしなくて良くなったときに,金もあるんだから好きな国へ好きなだけ行けるのだから.


つうかそんなにこれに文句言うんなら,特定議員のたび重なる公費での訪中についても同じニュアンスで批判してくれよな.




ほらきた

「小泉首相、石油獲得に失敗」=中央アジア訪問を酷評−中国紙*1

今回の中央アジア訪問の目的は豊富なウラン資源を基礎とした原子力発電施設開発に関する会談だろ.石油はもともと関係ないって...つか石油のことばっか考えてんのはあんた達でしょ...そこまで戦略眼に欠けますか,中共さん.そりゃ自分の国内をあんなにしちゃうよ.







*1:

 【北京31日時事】新華社発行の中国週刊紙・国際先駆導報の最新号は、小泉純一郎首相の中央アジア訪問について「石油獲得の計画は失敗した」とする論評を載せた。共産党機関紙・人民日報も30日、日本の中央アジア外交を解説するコラムを掲載しており、中国が今回の首相訪問を警戒しつつ、注目していたことをうかがわせた。 
時事通信) - 8月31日17時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060831-00000092-jij-int