はたらくくるまか

<川口園児事故>楽しい散歩が一瞬に暗転 泣き叫ぶ子ら

 子どもたちが笑顔で散歩するほほえましい光景が、一瞬のうちに暗転した。埼玉県川口市で25日朝、16人が死傷した交通事故。現場には園児の泣き叫ぶ声が響き、はね飛ばされて道路に横たわる子どもたちを前に、近所の人は立ちすくんだ。事故を起こした白いワゴン車が撤去されたあとには、白やピンクの小さな靴が残されていた。
 「楽しそうな園児の列を見た直後に、バーンという音がして、子どもが泣き叫ぶ声がした」。事故現場のすぐ脇に住む女性(42)は、興奮気味に話す。家を飛び出すと、路上には、血だらけの園児や保育士が4、5人倒れ込み、必死に声を掛けても、ピクリとも反応しない子もいる。脇には前部が破損した白いワゴン車が止まっていた。
 「大丈夫だからね」。女性は、周囲に立ちすくみ泣きじゃくる園児に声を掛け、抱きかかえて救急車を待った。
 近くの時計店経営、今井良雄さん(65)は、うずくまる園児と、救急隊が心臓マッサージする光景を間近で見た。「涙が出て、見ていられなかった」。事故を起こした白いワゴン車も現場付近にあったが、運転手の男性が「すいません」と言っていたという。
 飼い犬の散歩中に事故を目撃した近くの専門学校生、鈴木明恵さん(18)は「道路の中央を走っていた車が、少し斜めになったと思ったら、後ろから子どもたちに突っ込んだ。逃げる間もなかった」と話した。
 近所の人によると、事故があった路地は信号機がない「裏道」で、近道として利用するドライバーもいるという。「こんな狭い道なのに40〜50キロぐらい出して走る人もいて、何度も怖い思いをした」と憤る女性もいる。
 園児たちが通う小鳩保育園は、園長らが事故の状況確認や関係者との連絡に追われた。職員の一人は取材に「保護者などの関係者に電話で連絡をしている。子どもたちの容体など、詳しいことは分からない」と困惑した様子で話した。
 関定夫園長(57)は「親御さんに申し訳ない」と涙ぐんだ。園長によると散歩は日課で、この日は園児33人が5人の保育士に引率されて公園に向かう途中だった。
毎日新聞) - 9月25日13時24分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060925-00000040-mai-soci


>関定夫園長(57)は「親御さんに申し訳ない」と涙ぐんだ。

なぜ,園長が?
さすがにこれは回避不能だろ.




とにかくとんでもない事故だ.狭い道でわらわら園児がいるにもかかわらず高速ノールック運転か.勇者だなまじで.




半側空間無視の診断と治療

半側空間無視の診断と治療

  • 作者: イアン・H.ロバートソン,ピーター・W.ハリガン,Ian H. Robertson,Peter W. Halligan,佐藤貴子,原寛美
  • 出版社/メーカー: 診断と治療社
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 単行本
  • 購入: 1人 クリック: 5回
  • この商品を含むブログ (1件) を見る