二進・二日目


この日もやるこたほとんど同じである.足痛はもはやその感覚を失うほどのレベルに達しようとしていた.いつものように爆音を立てるonobouzu氏を尻目に7時頃出勤.今度はバスで会場へ向かった.そう,さすがの俺にもonobouzu氏ら(2005; Intertrial temporal contextual cuing: Association across successive visual search trials guides spatial attention. Journal of Experimental Psychology: Human Perception and Performance, 31, 703-712.)が提唱する「何でも学習機構」を備えているのである.手下たちも学習のせいか,とてもスムースに作業を進めていた.なのでかなりマーヒーでツイキーな状態になったりもした.先生用に用意されている弁当(1300円)の余り分を食ったらめちゃうまかった.我々の弁当(600円)で「あ,ちょっとこれうまいじゃん」とか思っていたのを思い出し,とても悲しくなった.なので弁当の後半はしょっぱかった.onobouzu氏とArigo氏は,結局会場に姿を現さなかった.しかし,夜から予定されていたクルージングパーティにはしっかりと出席.その健在振りをアピールした.
クルージングには,Cッティングとともに移動した.英語が早すぎて何しゃべってるか非常に分かりにくい.手加減なしである.ともあれたぶん激怒させることも無くなんとか無事に済んだと思う.まあ,Psychological Scienceに投稿したら不利益が生じてしまうような応対ではなかったはずだ.問題は海上だ.立食パーティで飲みほかつ食いほなのだが,我々の横にいたちょっとなんか残念というかあれというか,まあ簡単に言えばキチガイが,むttttttttttっちゃ皿にとって来て食いまくっていた.誰とも話さず,ずtttttttttttttttttっと食いまくっていた.立ち疲れた人々が座るためのいすを3つも占領し,皿を置きまくっていた.そしてボーイ(ギャルソン)が皿を下げようとしたら,「だめです!!まだ,この皿にとって食べるんです!!!」とすごい目で睨みながら威嚇していた.完全にキチガイの目だった.俺らはずっと下を向いていた.ギャルソンは困惑していた.しかもそれが二回くらいあった.結局陸に着くまでずっと食っていた.「心理学」「学会」って,こわい.