もうこれに触れるのも何度目かいな

経緯
2005-11-21:自衛隊に協力しないし、占領してもいいから戦争に巻き込まないで --全国で「無防備宣言」運動
2006-02-27:まだやってたのか.
2006-10-09:アーミッシュ事件


秋元裕美子さん:漫画で「平和の作り方」考えよう 国際条約や憲法9条紹介 /大阪
 ◇似顔絵作家・秋元裕美子さん、「無防備マンが行く!」出版

 平和について考えるきっかけにと、大阪市東住吉区の似顔絵作家、秋元裕美子さん(45)が、国際条約や憲法9条を紹介する漫画「無防備マンが行く!」(同時代社)を出版した。「世界各地で戦争が続き、憲法9条を変える動きが進む今、平和の作り方を漫画を通して訴えたい」と言う。【久木田照子】

 昨年夏からのインターネット上の連載を中心にまとめた。解説役の主人公、無防備マンは普段はサラリーマンで、世界に無防備地域をつくることを目的に活動するおじさん。ジュネーブ条約にある軍事攻撃の禁止を定めた「無防備地域」の定義から名付けた。

 戦時中に沖縄本島沖の前島で、分校長が日本軍の駐留を拒否したため、戦場にならずに済んだエピソードを紹介。無防備マンが「無防備地域とは、私たちの住む地域から戦争のできない環境作りをしようということ」とタロウ少年に説明する。秋元さんが沖縄戦の体験者に取材した内容や憲法9条の解説も盛り込み、「平和憲法の理念を具体化し、いかすことが大事」と訴えている。

 秋元さんは、大阪の北新地などで、「流しの似顔絵師」として活動。湾岸戦争をきっかけに平和の作り方を改めて考えたが、デモ活動などには無力感もあった。だが、イラクから来日した子の似顔絵を描いてあげると表情が輝いたり、街角で戦争反対の署名を呼びかける人の姿を見て、「地味でも小さなことから訴えたい」と無防備マンを描いたという。

 「『ウヨク』『サヨク』などの思想に関係なく、命が大事だから戦争に反対しているだけ。あきらめて無関心にならないで」と無防備地域の実現を求める署名への参加を呼びかけている。

 本は新書判236ページ、1000円。問い合わせは同時代社(03・3261・3149)。

毎日新聞 2006年12月13日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/osaka/archive/news/2006/12/13/20061213ddlk27040514000c.html


大前提として,これは戦時の降伏宣言なので非戦時にしても無意味.この一言で終わっちゃうが...まいっか.あといつも言ってるが,ミサイル攻撃には全く無効なのでそこんとこもよろしくお願いします.



んで,何度も言うように,無防備地域とは,「交戦国軍隊による占領のために開放された地域」のことを指す.つまり,どの国でもいいので日本に対して宣戦布告をすれば,その地域は占領OKということである.ちなみに,この宣言は自衛隊が少しでも防衛活動を行ったり,住民が交戦国の要求等に対して抵抗するなどして,あるいはたとえ何もしなかったとしても,少しでも抵抗されたと交戦国がみなせば無効となる.なので,この宣言の効力を発揮するためには,少なくとも政府および自衛隊との同意が必要である.果たして,国内にいきなり交戦国の戦略拠点が出現するのにそんな同意ができるかは疑問であるが...

また,占領されたとして,占領地にはハーグ陸戦条約が適用されるが,これがまたやばい.
ハーグ陸戦条約48,49,51,52条より,「占領者は占領地において総指揮官の命令書さえあれば必要な税,物資を徴発することができ,人民に対して労役を課すこともできる」.つまり,紙切れ一枚で基本的にしたい放題できる.例えば兵士の士気維持のために慰安所を開設することも可能である.しかもそこに女子を紙切れ一枚で自由に徴発できる.少なくともこの程度は覚悟しているんだろうな?

そもそも戦争しにわざわざ日本まで来る敵に,どんな良心を期待しようというのか?この人たちはどんな環境で育ってきたのだろう.

あと,近隣諸国では中国と北朝鮮ジュネーブ条約に批准していない.中国はともかく,北朝鮮は現在最大級に警戒すべき国であるのに,あちらさんにはジュネーブ条約を守る義務がない.ほんと何考えてるんだか...この宣言はマホカンタじゃないよ?





ちなみにとある場所にあった書き込み.これが全てを表している.

120 名前:名無しさん@七周年 投稿日:2006/12/16(土) 11:09:14 id:vZRBgAxp0
パパスはじっと耐えたけど殺された。
息子は奴隷になった。