狂ってる


いろんな感覚が.


関口氏 2億円フェラーリに落書きして!


2億1000万円のフェラーリに「落書き」し、Vサインの国民新党綿貫民輔代表(右)と関口房朗

 国民新党比例代表候補で競走馬オーナーの“セレブ候補”関口房朗氏(71)が20日、約2億円の愛車を“落書き台”にすることにした。真っ赤なフェラーリを今後の選挙期間中に移動車として投入、演説会場などで駐車した際、聴衆や通行人が車体に油性ペンで書き込みができるようにするという。「車が好きな人は多い。自由に書いて楽しんでほしい」としている。

 関口氏は「フサイチ」の冠号で知られ、現在約90頭の競走馬を所有。落書き台になるのは3台所有するフェラーリの1台で、昨年2億1000万円で購入したエンツォ・フェラーリ(約6000CC)。生産台数は世界で399台のレア車だ。元F1レーサーのジャン・アレジの直筆サインもハンドル部分に入っている。関口氏は「もったいないとは思わない。夢があっていいでしょ?」と余裕の笑みだ。

 同じセレブ候補の建築家、黒川紀章氏(73)=共生新党、東京選挙区=のクルーザーなどに対しては「ちょっとダサイ。あのぐらいのものはいいものではない。私は質のいい物を買っている」とライバル心をのぞかせた。

 一方、黒川氏は愛艇「ガバナー号」(約6000万円)で約30分間、隅田川などを「気持ちいいね」とクルージング。この日朝に納品されたばかりの英国高級車のアストンマーチン(推定約3000万円)でマリーナまで乗り付けてご満悦だった。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/07/21/01.html


何もかもが狂ってしまっている.こんな明らかな道楽で出馬するやつを擁する国民新党か.すごいな.少なくともこいつには俺らって「ほうら,どうせお前たちみたいなもんは高級車に落書きとかしてみたいんだろ?」とか思われているのか.馬鹿が金持ったときの典型のようだ.

この有名な風刺画を思い出した.



セレブ候補とか呼ぶなやそもそもセレブって有名人って意味じゃないのかよこんな馬鹿しらねえよ.成金候補で十分.個人的にはキチガイ成金候補と呼んでもらいたいものだが,つい先日,麻生氏が「酒は『きちがい水』だとか何とか皆言うもんだから」(参考 *1 )って古くからの一般的な用語をしかも伝聞形で言っただけで大バッシングされるくらいだから無理だろうな.まあ,この麻生氏の発言が問題ならば,それを報道した各社も「きちがい」て紙面で表記してるんだから撤回して謝罪しなければならないはずなんだけどね.てか,放送禁止用語って,ただ単にクレームを避けるために各メディアが勝手に自主規制してる言葉であって,我々も使ってはならない言葉ではないし文脈を無視した規制はただの単語差別だし根拠ないし逆差別も生むし全くのナンセンスだと思うけれど.まあそれはいいや.とにかくこいつは異常.

これってフェラーリに通報したらどうなるのだろう.確かこの車って適正審査があるんじゃなかったっけ.

*1:麻生氏失言:政権タガ外れ露呈「安倍後継」レースに影響?

麻生太郎外相が19日の富山県高岡市での講演で「アルツハイマーの人でも分かる」と発言した問題は、選挙戦に入っても閣僚の「失言ドミノ」が止まらず、政権のタガが外れている実情を改めて露呈した。政府・与党は「的確性を欠く」(塩崎恭久官房長官)と批判しながらも、外相がすでに発言を撤回し謝罪したことから、これ以上は問題視せず、沈静化をはかる方針だ。麻生氏は「ポスト安倍」の有力候補の一人と見られていることから、参院選で与党が惨敗した場合に予想される政局にも影響するとの見方もある。

 参院選の投票日を9日後に控え、政府与党内からは「軽率だ。選挙戦にマイナスはあってもプラスになることはない」(自民党町村派幹部)「もう勘弁して。緊張感を持ってやってくれ」(公明党幹部)「どこから矢が飛んでくるかわからない。民主党には敵失はないのか」(首相周辺)と悲鳴に近い嘆きが漏れた。

 久間章生前防衛相の米国の原爆投下をめぐる「しょうがない」という発言で、辞任の引き金を引いた公明党は今回「久間発言とは性質が違う。これで辞めろと言えば、『女性は産む機械』発言の柳沢伯夫厚労相も辞めなければならない」(幹部)と、事態を早期に収拾したいという姿勢だ。

 麻生外相は独特の「べらんめえ」調の話術が一部の有権者に人気だが、時に脱線し、「不規則発言」がたびたび物議をかもしてきた。自民党政調会長だった03年5月には、日韓併合時代に日本政府が朝鮮の人々を日本名に変えさせた「創氏改名」について「朝鮮の人たちが『名字をくれ』と言ったのがそもそもの始まりだ」と語って批判を浴びたこともある。

 20日、鳥取県倉吉市での演説でも「酒は『きちがい水』だとか何とか皆言うもんだから、勢いとかいろんなことありますよ」などと、またもや問題表現を口にした。

 自民党内には、麻生氏の今回の発言について「総裁候補の有力候補がこんなことを言うようでは、もっと慎重な人を求める声が出てくる。党内で麻生さんを推す動きが鈍るだろう。参院選後の政局でも、この発言は響くと思う」(町村派幹部)との見方もある。

 一方、野党は「全く人権感覚がない」(社民党福島瑞穂党首)などと批判を強めている。民主、社民、国民新の3党は罷免を要求する構えだ。【佐藤千矢子】

毎日新聞 2007年7月20日 22時28分 (最終更新時間 7月21日 3時11分)