ドイツ十日目

ついにドイツともお別れ.長いようで短かった.特に後半の加速っぷりは目を見張るものがあった.これが時間知覚というものか.恐ろしいぜ,時間知覚って奴はよ!!!
まず,最後のお別れということで,例のカントナショップへ4日連続で飯を食いに行った.カントナいたああああああああ.ということで飯を食って,例のきっつい酒を盛大に拒否して思い残すこともなく空港へ向かった.帰りはKLMでアムステルダムを経由してJALで成田である.14時頃にテーゲル空港に着いた.搭乗開始は17時.こりゃ早く着き過ぎちまったぜみひみひと余裕でいたのだが,なぜかチェックインができない.KLMの受付に聞いてみたが,1時間くらい待てやと言われた.おいおい,早く来たのにこんなのひどいよと思っていると,チェックイン広場にとてつもない行列ができていた.一つ前の便のエールフランスらしい.こんなの1時間で掃ける訳ないじゃんかと思った.そして,その通りだった.結局16時頃にやっと手続き開始.無茶苦茶並んでやっと通過した.しかし今度は搭乗口の先に飛行機がいない.明らかに遅れている.ちなみに我々はアムステルダムスキポール空港でのtransit時間が1時間20分しかない.乗り遅れたらどうしてくれるんだ.
しかしKLMは飛ばない.30分遅れてやっと搭乗.しかし乗り込んでも飛ばない.ちょっと諦めてきた.どう補償させてやろうかと考え始めていた.1時間程度遅れてやっと離陸.しかも今回はとてつもない乱気流により凄まじい上下揺れが!!!!久々のレベルだった.一瞬で数10メートル落ちて直後に持ち上げられた感じだった.岡山生まれの先輩のOさんは家族とかいろんなことを考えたらしい.それくらいすごかった.そしてアムステルダム到着.全員が走りまくった.途中で何度か挫けそうにはなったが走った.しかし時間切れ!!!!!!JALの人もとても申し訳なさそうにしていた.飛行機は翌日のを手配してもらった.というわけでなぜかオランダで余計な24時間を過ごす羽目になった.仕方ないのでKLMにホテル手配しろやと言いに行ったが,「悪天候だったので無理,金はお前らが出せ」というばかり.遅延証明も出せないと言い出した.岡山生まれでない方のOさんが不穏な怒り方をし始めた.俺も怒った.KLMのKは○○○○のKですか!と.しかも俺は見た.本来の搭乗時刻を過ぎてもまだかなりチェックインカウンターに人が並んでいたことを.そりゃそうよ.あんなにいっぱい人がいるのに受付2人て.明らかに配分間違ってるだろ.てか手続きとろくて飛ばなかっただけだろ?はっきり言えやタンカスがと思ったが,とにかくこんな木端作業員では話にならないので各種手続きは帰国後にやるとして,その日の宿をJALの人に探してもらった.金は自分持ちだが...さて行こうかなと思っていると,岡山生まれでない方のOさんの荷物が出てこない!!!!!あの腐れどもが・・・荷物まで行方不明にしやがって.ということで探していると,KLM荷物カウンタに大量の人が並んでいた.どう考えてもこれ全員荷物が行方不明の人ばかり.常にこんなに荷物がなくなっててなんで航空会社続けてられるんだと不思議に思った(エールフランスに買収されたけどね).KLM当局の人に話を聞いたら超態度が悪かったのでむかつきながら並んでいたら,空港の人が探し出してきてくれた!!!!!マジサンクス.KLM何もしてねええええええええええええええ!!!!!!有り誤氏は「まだ謝罪の言葉も聞いてないよ」とご立腹であった.
シャトルバスに乗り,なんかラスベガスみたいな何にもないとこにいきなり賑やかな感じで佇んでいる妙なホテルに行った.ここでは全てのアクション(トイレ,ネット等)にやたら金がかかる.妙だ.売店がかなり充実している.こういう迷子に慣れているかのようだ.しかもここの某レストランはKLMのバウチャーがないと食えない!!!!!これ,完璧にKLMと組んでる!!!!!しかもこんな周りに何もない僻地っぽいとこにあるのにやたらと人が多い.これみんなKLMのせいで足止めされた人々じゃないのか・・・となると,これ,もしかして,全て仕組まれているのでは・・・とまで考えさせられるほど不自然であった.岡山生まれでない方のOさんが,部屋から不気味な蛍光色に光る池が見えたと報告してきた.ここ怖い.怖いのでさっさと寝た.