発表申し込み,なんとかギリギリ間に合った

京都か…前回回ったのは有名すぎるところばっかりだったから,次は下調べしてみるかな.そういえば今回の発表はこれまでの研究の流れとはかなり趣向が異なるのだが,そっち方面の面白そうな記事があった.

「惜しい負け」はギャンブル欲を高める

ギャンブルでの惜しい負け(near-win)は、負けても勝ちに関連する脳内の回路の大部分が刺激され、ギャンブルに対する意欲の高まることが、英国の研究者らによって示された。

医学誌「Neuron(ニューロン)」2月12日号に掲載された研究で、英ケンブリッジ大学行動臨床神経科学研究所のLuke Clark博士らは、惜しい負けとその現象のコントロール状況を論理的に解明するために一連の実験を実施。fMRI(機能的磁気共鳴画像)を用いて、このような認知の歪(ゆが)みの背景にある脳のメカニズムを検討した。

研究の結果、惜しい負けでは、勝ちによって活性化する領域の腹側線条体(ventral striatum)や前島(anterior insula)が有意に活性化することが判明した。また、前島の活動と問題賭博との間に有意な関連性も認められた。前島は常習行為と関連することが以前に報告されている。被験者は惜しい負けは完全な負けよりも不快だとするものの、ギャンブルを続けたいという欲求は高まっていた。ただし、これは、ギャンブルを行う際に自分が状況をコントロールできる場合に限られていた。

Clark氏は「ギャンブルをする人は、惜しい負けをギャンブルの継続を促す特別な出来事としてとらえることが多い。今回の研究で、惜しいところで負けると、実際は負けていても脳は勝ったように反応することが示された。心理学的解釈と神経生物学的解釈とを関連づけることで、社会で見られるギャンブル行動や、ギャンブルが常習的、病的になることに対する理解が深まった」としている。(HealthDay News 2月11日)

http://www.healthday.com/Article.asp?AID=623984


http://news.e-expo.net/world/2009/02/post-301.html


日本だと確変信仰がすごいから機械相手のギャンブル課題やらせるともっと顕著な画像が描けそう.完全ヒラでやってたとしても,麻雀とかだと確かに流れやツキが当然のものように考えられてるからなあ.どうも麻雀は点棒のやり取りではなく,運のやり取りらしいから.現に,東場では主に運の支配を重視してる気がする.運を引き寄せるために捨て局で凌ぐことなんかも普通にある.そして現にそれでまあまあの結果になってる.この辺面白そうなんけどどうなってんのかな.