国立メディア芸術総合センター

予算が通っているので作るしかないという線で考えると,まあ有用だと思う.作品関連物の収集・保存の拠点があるのはとても重要である.国営漫画喫茶だとか言っている人は,漫画喫茶に行ったこともないような人だと思うし,アニメータの救済は必須だが,構造の問題であって一時的に助成すれば何とかなる種の話ではない.というか助成なんてしちゃったらそれこそ自由な表現はできなくなると思う.それよりも問題は100%民間委託で本当に運営できるのかという点につきる.展示品にかなり依存する気がする.そしてその展示品もどれだけヤバめのを用意できるかが不明である.あとまあ寄付・寄贈ベースの集め方で作者・権利者からどれくらい協力が得られるかというのも・・・
ただ,いttttっつもこういうのでキャッキャ言ってくるお隣さん方がスーパータッグを組んで既にこういうのを作ろうとして(すでに着工して)いるのは知っといた方がいいと思う.

「アジアのハリウッド」アニメ漫画発展基地が着工、中韓が出資―河北省

2008年10月19日、河北省保定市で国家アニメ漫画産業発展(保定)基地の起工式が行われた。今後関連産業を集約し「アジアのハリウッド」を目指すという。19日、中国新聞社が伝えた。

国家アニメ漫画産業発展(保定)基地は中国、韓国から60億元(約900億円)が投資される大型プロジェクト。現在、保定市には漫画、雑誌、書籍、アニメ、ネットゲーム、携帯ゲーム、キャラクターグッズなどに関連する企業が100社を超え活況を呈しているが、国家新聞出版総署認可の産業発展基地建設が新たな飛躍のチャンスになると期待されている。

韓国福楽影像株式会社の韓永基社長は省政府、市政府の支持の下、すでに中国、韓国、日本、アメリカ、スイスなどの企業が同プロジェクトに参加しており、今後企業の参加増が見込まれると話し、たんなる娯楽産業の中心地として発展するだけではなく観光客を集め、一年中盛大なイベントが行われている「アジアのハリウッド」として発展することが期待されるとコメントした。(翻訳・編集/KT)

2008-10-21 14:47:43 配信
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=25031

あんだけドラえもんやらガンダムやらしんちゃんやらぱくられまくって,さらにこんなのまでほったらかしてみすみす許してしまうと将来本当に甚大な不利益が生じると思う.これに対する対抗策ってだけでも大きな価値があると思う.