厳島

へのフェリー乗り場に集合時刻よりちょっと早く着いてしまったので(5時間ほど)あなごと酒を丁重に押しいただきながら待ってます。やっぱし人多いんだな。広島にいるときには意識してなかたけど、日本三景だったね。

昨日は広島駅の前の噴水で若いカップルががっぷり四つで一目もはばからずいろいろ触りあったり口と口をぶつけ合ったりしてたので、噴水だけに憤慨し、赫怒した。ちょっと見ない間に廣嶋は乱れきってしまったかな。いや、これこそが廣嶋なのだ。バッドボーイズ読んでたらまさにこうではないか。私は廣嶋を無意識下で少々あなどつてしまつていたのだ!廣嶋科学雑誌・Miyajima Bulletin & ReviewのGeneral Editorである、Dr. Ibn Yuki Al-Hythamはこう述べている:
「我々は、元来宮島になることも宮島であることも本質的に可能だ。しかしながら、宮島を識るには未だ決定的に足らず」と。これは廣嶋についても同様であると思う。もし、「力には技、技には魔法、魔法には力」の原則が万物の根源であるならば、今までの私、すなわち今までの廣嶋とは、言うなれば力に過ぎぬ。片手落ちどころではない、「決定的に足らない」のだ。この旅で私は新たな廣嶋を取り入れることが出来たかもしれない。そう、安達由実が「今度は戦争だ!」のアナロジーで「今度は妊娠だ!」となったかのごとく。つまりはそういうことなのである。