すさまじいどたばた劇を演じた


なんと,今週月曜日に「今週暇かい?TA頼んだ」と宣告され,二週連続の授業を持つことになった.しかも今回は小切手のように自由にテーマを作っていい訳ではなく,「画像再認」がテーマだと決められていた.「おいおい,なんで画像に特化?」とか「再生はやっちゃだめってことか?」とかいろいろと疑問も持ったのだが,それよりも「三日で準備かよ!!!???しかも日心の抄録投稿締め切りともろにかぶってる!!!!!」ってのが一番の衝撃であった.しかしながら,授業前日まで準備皆無,なぜか穏やかな顔で笑って帰ったものだった・・・客観的にやばさは限界レベルだったが,彼らの類まれな良データ生産能力にも目をつけていたので,糞実験だけはやりたくなかった.でも別に何するかも特に詰めてはいなかった...愚かな.

そして13日の朝.授業は14時50分から.ここにきて急激に焦り始めた.そしてMIBさんとの間で実験案(境界拡張関係)が固まったのが12時前.そこからは人海戦術であった.まず俺が授業スライドを製作し,MIBさんが実験プログラムを.そして我が部屋の戦士2名が刺激画像の収集・加工を平行して行った.大慌てだった.誰もが無理と思っていた.逃げ出したい衝動を抑えるのに精一杯であった.momentumは生まれて初めて心の底から震えあがった...真の恐怖と決定的な挫折に・・・恐ろしさと絶望に涙すら流した.これも初めてのことだった...そして...刺激画像系が完成したのが14時40分頃,MIBさんのプログラムは14時50分頃には完成していたが,最終調整+忘れていた各PCへの実験環境整備に時間がかかってしまった.そこに神のごとく別の研究者から「学生(被験体)がたんまり集まってるって?質問紙調査を行わせて欲しい」との声.30分ほど稼いでくれるとのことなのでそれに任せ,しかも調整関係をMIBさんに完全に任せ,俺は15時過ぎにスライド完成.15時15分頃から部屋に入った.しかしMIBさんからは「のばして!」とのカンペが.なので俺は「いやいや,どうですか,最近は」的に前説を行い,先週のおさらいと称してフリートークショーを繰り広げた.そして15分くらい耐えに耐え,ついに「OK」のサインが.すかさず実験を行った.

その後もいろんな問題を発生させながらもなんとか切り抜けた.そして結果を見ると,アラ,いいですねえの波が何度も押し寄せてくるほどのもの.いやはや,ぼくらは勝った...そして疲れた...















ご主人様はヤバい奴 (アズノベルズ)

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