うなぎについて

中国ウナギ安全とアピール 丑の日前に輸入業者

 米食品医薬品局(FDA)が、発がん性が指摘されている抗菌剤が含まれていたとして中国産ウナギなどの養殖魚介類を一時輸入停止したことに関し、日本鰻輸入組合(森山喬司理事長)は10日、都内で記者会見。30日の土用の丑(うし)の日を前に「日本に輸入されている中国産ウナギは中国政府による検査や、日本での水際検査をパスしており安全だ」とアピールした。

 森山理事長は「ウナギが危ないと連日報道されて消費者の不安があおられ、ウナギの売れ行きは激減している。いかに努力して安全なものにしているか実態を理解してほしい」と話した。

 FDAは先月、米国内で使用が禁止されている抗菌剤ニトロフランやマラカイトグリーンなどが微量に含まれていたとして、エビやウナギなど5種類の魚介類の輸入を一時停止した。

 同組合によると、日本向け中国産ウナギについては、中国政府が国内で検査などを実施している上、厚生労働省による命令で、検査が義務付けられている。
http://www.sakigake.jp/p/news/national.jsp?nid=2007071001000517

おいおい,これはギャグで言ってるのか.「中国政府」が検査を実施していて,「厚労省」が水際検査を義務付けているから大丈夫だと.極端だが,たとえるならば「僕は確かにこれまで盗みを10000回繰り返してきて反省も謝罪も何もしてないけれど,今回ばかりはこれまで10000回嘘をついてきた彼が証言してくれているし,僕は盗んでいないよ!」と言っているようなものか?森山理事長は不信を煽りたいのかな・・・?

中国製品の問題点は最近になってやっと,かつとんでもない数が報告されてきている.これまでは安かろう悪かろうで甘く見られてきたこともあったが,あまりに度が過ぎた.そういや今日また新ニュース出てたな.今度は段ボールを煮込んだあげくに劇物の水酸化ナトリウムで色付けしたものを肉まんの具にしたらしい*1.ひどすぎる.ミートホープどころじゃねえ.だって食い物じゃないもの!てか段ボールの方が比が大きい・・・しかも苛性ソーダてこんなん食ったら内臓解けまくりで即効性抜群じゃないか.ジューシー劇物染み込みまくり段ボール饅頭なんて,発想すらできんぞこれ.本場はすごすぎる.そんでついにあんな北朝鮮みたいなもんにまで*2はっきりと不信感を表明された.てかこのニュースも(いつものように時事通信だが)ラストがおかしなことになっている.「国内の医薬品不足の深刻さを浮き彫りにしている」んではなく,この件は「中国発の偽薬品蔓延の深刻さ」こそ浮き彫りにしているだろ.時事通信は必死に中国を擁護したいんだろうがもうどうしようもないとこまできてんだよこの糞が!!!もうほんと来るところまで来ている.落ちるところまで落ちている.こんなんの何を信用すればいいんだ.

中国産ウナギからは水銀,抗菌剤,農薬,および菌類の類がどしどし検出されているようだ(参考).なんせ水質汚染が世界最高クラスの中国において,どんな水の中で育ったかも非常に怪しい代物であり,昔貧乏に任せてたまに買っていた中国産ウナギからは確かにへんな臭いがするなとは思っていた.信憑性はかなり低いが,中国ではウナギの養殖の際に身元不明者の死体や人糞などを食わせているという.この話はこの引用元だけでなく,ネット上ではそこかしこで聞く.マスコミさんがたには真実を確かめてもらいたいものだ.
てか,このウナギ,狂牛病肉よりこえええよ!!!なんでさっさと対中国全面禁輸しないかね.おかしいだろ.マスコミのお歴々ももっと批判しろよ.アメリカにやってたみたいにやれや.この糞が!まるでウナギに食われる糞だ!

と思ったら中国政府が中国国内11社に対日輸出を禁じたようだ*3.情けない.こっちが輸入を禁じるのが先だろうが.

*1:仰天! 段ボール紙詰めた肉まん販売 比率は約6対4
11日までの中国中央テレビなどの報道によると、使用済み段ボール紙を煮込んで詰めた偽の肉まんが北京市で違法に販売されていたことが分かった。

 報道によると、段ボール紙入りの肉まんを販売していたのは、同市朝陽区の複数の露店。段ボール紙を劇物のカセイソーダ水酸化ナトリウム)の溶液に浸して黒っぽく変色させ、さらに煮込んで柔らかくした上で豚肉と混ぜ合わせ、肉まんの中身にしていた。市当局者が関係者を取り調べている。販売数、健康被害の有無は不明。

 露店関係者は同テレビに「段ボール紙と豚肉の比率は約6対4。住民、出勤途中の勤め人らが買っていた」と説明した。

 北京市内には多くの露店が立ち並び、肉まんやギョーザ、肉のくし焼きなどを販売。安価で、市民に親しまれている。(共同)

*2:北朝鮮、期限切れ薬の支援要請=「中国製は偽物多い」と韓国に
7月11日20時1分配信 時事通信


 【ソウル11日時事】北朝鮮赤十字会が今年2月に韓国の製薬業界団体に対し、使用期限が切れた医薬品の支援を要請する文書を送っていたことが11日、分かった。韓国の通信社・聯合ニュースによると、文書では「中国から入ってくる薬はわれわれの体質に合わず、偽物が多い」として韓国製の医薬品支援を求めている。
 製薬業界団体によると、北朝鮮側は期限切れの薬を使って何らかの問題が発生した場合は「北朝鮮側がすべて責任を取る」として、使用期限が6カ月から1年過ぎた医薬品の支援を要請。抗生物質結核、風邪などの薬が必要だとしている。
 これに対し、製薬団体は「医学的な問題が発生する可能性もあり、期限切れの薬を送ることはできない」と拒否しているという。北朝鮮が韓国側にこうした要請をしたのは昨年に続き2回目で、国内の医薬品不足の深刻さを浮き彫りにしている。 

*3:食品11社、対日輸出を禁止=うなぎに大腸菌、検査強化アピール−中国
7月11日19時1分配信 時事通信


 【北京11日時事】中国国家品質監督検査検疫総局は11日までに、日米など海外に加工食品を輸出する予定だった国内企業41社について安全性に問題があったとして輸出禁止などの措置を講じた。これら企業には、日本にうなぎのかば焼きの加工食品などを輸出する予定だった企業11社も含まれる。大腸菌などが検出されたケースもあり、中国産食品の安全性をめぐって不安の声がさらに高まりそうだ。
 同総局は10日、ウェブサイト上で29社の社名を公表し、11日にはさらに12社を追加。安全検査体制の強化をアピールする狙いもありそうだ。