捕鯨反対


へのバイアスがすさまじいな

<クジラ>ウオッチングの観光客の目前で捕獲 知床沖
8月25日15時6分配信 毎日新聞


 知床沖の根室海峡で24日、和歌山県太地町と北海道網走市捕鯨会社が共同操業する小型沿岸捕鯨船(32トン、7人乗り組み)が、クジラ・ウオッチング船の前でツチクジラを捕獲した。現場は禁漁区域でなく、捕鯨船はクジラを追っていて偶然、この海域に来たとみられる。世界自然遺産登録海域の近くで、結果的にクジラの生態を楽しむ観光客の前で捕鯨した事態になり、波紋が広がりそうだ。【本間浩昭】
 ウオッチング船「エバーグリーン」(19トン)に乗っていたウオッチングガイドの佐藤晴子さん(42)によると、現場は羅臼港(羅臼町)の東約14キロの沖合。午前10時44分ごろ、約3.5キロ先に捕鯨船とクジラの噴気を発見し、近付くと、クジラが銛(もり)を撃ち込まれていた。約20分後、クジラは船首に引き寄せられた。
 双方の距離は約100メートル。約20人の観光客は、クジラが捕鯨船に横付けされるまで「かわいそう」などと言いながら様子を見ていた。フランス人夫婦の妻は「ちょっと気分が悪くなった」と話していたという。近くには別の2隻のウオッチング船がいたが、このうち1隻は子供が泣き出したため途中で引き返した。
 ツチクジラは体長10メートル強、体重11〜13トン。国際捕鯨委員会(IWC)の管轄外のため、資源状況について国際的合意はない。捕鯨は日本独自の管理の下で行われ、全国で年間66頭の捕獲枠が定められている。網走を基地とする捕獲は年間4頭が割り当てられている。
 エバーグリーンの長谷川正人船長(46)は「私は見せるのが仕事。彼らは捕るのが仕事。でも、何とかならないものか」と話していた。一方、網走市捕鯨会社は羅臼町に対し、「観光船が接近し、大変危険だった。危険運航に当たると思われるので、注意してほしい」との要請を出した。

最終更新:8月25日15時6分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070825-00000039-mai-soci


まとめると,禁止も何もされていないツチクジラを禁猟区域でもない海域で獲っていたら,観光船がなぜか近寄ってきて「かわいそう」「気分が悪くなった」と.
で,なんでこれでまるで観光船の目の前でわざと捕鯨してみせる嫌がらせを行ったかのような題が付いているわけかな?毎日は朝日のような露骨な反捕鯨メディアではないと思っていたが(まあ,朝日はかちっとした理想のもと動いているわけでなく,ただ日本がやることが全て気に入らないだけなんだが),この記事は(書き方もそうだがこんな客観的に無意味な内容を取り上げた時点で)明らかにバイアスがかかっている.いつも思うのだが,多くの人が読んでいる大新聞でここまでイデオロギッシュな記事を書くときにはちゃんと署名してほしい.そうでないと,こんなのブログと何が違うのか分からなくなる.
俺もいっつも「the title doesn't really make sense」と言われるので気をつけたいところだが,今回のこれは明らかに事実と反することを想起させる題だ.なんというか,こういうのを見るに付け,ああ,我々読者ってどうせ何も分からんだろうとナメられてるんだなあ・・・と思う.

さて,客のほうだが,このかわいそうという感情はどこから来るのだろう?目の前で命が失われるからなのか?それは理解できる.屠殺場だろうが虫であろうがそれこそGであろうが何かが息絶えようとしている瞬間は見ていて締め付けられる思いになる.ただ,こういう人々に良くあるのはクジラは知能が高いしかわいいからそれを殺すのが野蛮とかそういう意見だ.とりあえず鯨高知能説はとっくの昔に破綻しているので根拠が無いが,かわいいので殺すのはかわいそうという意見にはある程度理解は示せるものの納得は到底できない.ご存知の通り私は超いぬ大好きであるが,中韓の犬食文化に対してあれまとは思っても即刻やめろとか国際的に禁止にしてしまえとかは絶対に言わない.食文化はそれくらい尊重されるものだと思う.ヒンドゥー教徒が米国人に牛肉食うなとか言うだろうか?それに日本は鯨の数が激減するほどの乱獲などしていない.やったのは全て,食いもせずただ脂のためだけに鯨を取りまくった欧米である.それで我々に注文付けてくるとは筋違いもはなはだしい.てか今回のは管轄外だしね!あと,よう分からんのは鯨は哺乳類だから殺すなとかいう説である.んじゃお前ら牛豚絶対食うなよと言いたい.このステーキ野郎どもが.あと,朝日が良く使う論法は「国際的に孤立してまで獲るべきものなのか?」などというものである.こいつらがこのとき言う国際社会というのは欧米だけである(ちなみに「アジア」は中朝韓だけである).なぜそいつらが絶対善だと決めてしまえるのだろうか?本来日本はIWCなんて腐れ組織の言うことを聞く必要も無いと思われる.そこのメインのアメリカは自国内のエスキモーに絶滅危惧種のホッキョククジラ漁を認めており,二重基準も甚だしいからだ.朝日は日本が嫌いなだけである.日本以外の国が言うことは何だろうが全部正しいのである.そんな奴らの言説など何一つ聞く価値が無い.




あ,でも俺別に鯨肉はややまずでそんな好きでもないので実はある意味どうでもいい話題なんだが,反捕鯨団体,というかアメリカは単に日本に牛肉を売り込みたいだけなので,そんなものの圧力に屈するのは非常に腹立たしい.