チベッツまじやばい

まず,19日の時点では全日本仏教会が17日付で声明を出していたこと (http://www.jbf.ne.jp/d20/) を知りませんでした.本当にごめんなさい.でもこの声明も微妙だ・・・明らかに法難なんだから,抗議を訴えてもいいところのはずなんだが,どう見ても遠慮というか腰が引けている.


ところで,最近やばい写真が出回っている.これ↓

Beijing orchestrating Tibet riots

いつものように,この画像の詳細が不明なので断定はできないとしても,素直にこの画像を見る限り,人民解放軍チベット修行僧の法衣が配布されているようにしか見えない.つまり,大戦時の便衣兵よろしく,修行僧に偽装して何らかの工作を行おうとしているとしか考えられない.ではその工作とは何か.


チベットの僧侶「破壊活動していない」

ちょうど昨日,このような報道がなされた.チベット僧は破壊活動をしていないと涙ながらに訴えている.では,当初なぜか速報で届けられた (しかもなぜか何度も何度も繰り返し放映された) 映像の中で破壊活動を行っていた人たちは誰だったのか?



しかも,暴動を起こしていた人たちが,チベットの刀ではなく中国の刀を持っていたというダライラマ14世の発言もある*1Link



こういう記事(警官がチベット人になりすまし、刀を振るってデモを扇動?)もある.



もしこれらの情報の真偽によっては,歴史に残る最低の事件になると思った.




平気でうそをつく人たち―虚偽と邪悪の心理学

平気でうそをつく人たち―虚偽と邪悪の心理学

*1:中国兵士が僧侶装い関与か 暴動でダライ・ラマが示唆 '08/3/30

 【ニューデリー29日共同】チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ十四世は二十九日、ニューデリーで記者会見し、PTI通信によると、中国軍兵士がチベット人僧侶に変装し、暴動に加わっていた可能性があるとの見方を示唆した。

 ダライ・ラマは「数百人の中国兵士が僧侶の衣服を着て、僧侶を装っていたと聞いた。だが、彼らが持っていたのはチベットの刀ではなく中国の刀だった」と述べた。

 またダライ・ラマ北京五輪を支持する立場を強調する一方、「中国は開催国として人権や宗教の自由、環境を尊重しなければならない」と指摘。米国などが中国政府にダライ・ラマとの直接対話を促していることについて「いつでも受け入れる」との姿勢を繰り返し、「わたしはチベットの独立を求めていない」と強調した。

 中国政府が、チベット自治区ラサを一部外国メディアに取材させ、米外交官らに視察させたことには歓迎を表明し「ラサ郊外での調査もするべきだ」と述べた。