エスポルポ,ラサト師

俺はずっと見ていた・・・ナカム・ラサト師の雄姿を・・・
最悪の事態になったときに嫌な感じになるので帰ってくるまでこれには触れるまいと思っていたが,ついにこの日が来るとは.

解放された中村さん、首都テヘランの空港に到着
テヘランの空港に到着した中村聡志さん

 【テヘラン=工藤武人】イラン南東部で武装集団に誘拐され、14日に解放された横浜国立大学4年、中村聡志さん(23)が15日午後2時半(日本時間同7時)過ぎ、イラン当局者に付き添われ、空路で首都テヘランの空港に到着した。

 駐テヘラン日本大使館員らと共に空港内の特別ロビーに姿を現した中村さんは、白い半袖シャツ姿で真っ黒に日焼けしていた。8か月余りに及ぶ拘束生活のせいか、やせたように見え、表情には疲れがにじんでいた。ただ、足取りはしっかりしており、時折笑顔を見せていた。報道陣の質問には答えず、大使館員に両脇を抱えられ、ワゴン車に乗り込んだ。中村さんは、16日にテヘラン入りする小野寺五典外務副大臣、中村さんの父親の淳貴(きよたか)さん(54)と面会後、同日中に帰国の途につく予定。日本到着は17日夜になる見込み。

 イラン国営通信が15日、南東部ケルマン州警察当局者の話として伝えたところによると、中村さんは14日、イラン・パキスタン国境地帯で、武装集団から警察当局に引き渡された。

 武装集団は、中村さん解放の条件として、当局に拘束された仲間の釈放を求めていたが、当局が応じたかなど解放の経緯は不明。地元関係者は本紙に対し、イラン政府に加え、パキスタン治安当局が武装集団に強い影響力を持つ有力者との交渉に乗り出し、交渉が進展した可能性を指摘した。
(2008年6月15日23時49分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080615-OYT1T00420.htm?from=main3

ずっとこそっとチェックしていた某所でのラサト師の軌跡

2007年〜
10/11 馬鹿大学生がイランで武装集団に誘拐される
10/11 馬鹿大学生がイランで武装集団に誘拐される★2
10/11 【自己責任?】馬鹿大学生がイランで武装集団に誘拐される★3
10/11 横浜国立大学の馬鹿学生がイランで武装集団に誘拐される★4
10/14 【イラン誘拐事件】大学生の中村さん、14日にも解放の情報【今日?】
10/23 【イラン】すっかり忘れ去られている中村さん、実はまだイラン国内で武装グループと旅行中
10/24 忘れ去られた中村さんの横浜国大のサーバーに偽サイト
10/29 もはや完全に忘れ去られているイラン人質の中村さんの健康状態は「良好」
11/ 1 【イラン】もはや「え・・・誰?」レベルの中村さんのために外務副大臣がイランへ
11/ 3 【誰だっけ?】イランの中村さん続報 元気でやっているそうです
11/ 5 ニュー速以外ではスレも立たなくなったイラン人質の中村さんの無事確認
11/11 そろそろ拉致犯と意気投合し始めた頃のイラン人質中村さんは今日も元気です。
11/18 本日もイランの中村さんは健康だそうです
11/20 イランの中村さんに何らかの進展があったらしい
11/27 【大物】イラン国内最大級の麻薬組織と深いパイプを持つ中村さんが来日!?関係者が示唆【ファミリー】
12/ 1 お前らたまには中村さんの事も思い出して上げて下さい(´;ω;`)
12/ 2 【幹部就任間近】 「俺、元気で頑張ってるよ\(^o^)/」 中村さんから両親に電話
12/ 4 幹部目前の中村さんをわざわざ日本へ連れ戻すため外務副大臣が3度目のテヘラン入り
12/ 6 【イラン】おまいらがたまに思い出す中村さんが日本に帰ってくるかも…
12/ 6 【今日の】 イラン当局、中村さんの包囲に失敗。武装集団側にセガール。 【中村さん】
12/11 中村さん率いる武装集団がイランからパキスタンへ逃走
12/29 中村さん「ムシャラフ政権への非難の声が街に満ちている・・・」
12/31 【ナカムラ】中村さんの命令で自爆テロ【万歳!】
1/ 6 もう完全に忘れられた中なんとかさん解放の交渉は難航
1/20 【中村さん】実態は謎…「天国の兵士」銃撃戦【超元気】
1/28 【ラサト師か?】 イスラム武装グループが小学校を襲撃、立てこもる
2/ 2 中東の星・中村さん、パキスタンに未だ潜伏中
2/10 【中村さん】野党集会で自爆テロ、14人死亡 パキスタン【ナカム・ラサト師】
2/10 【中村さん】 タリバンの最高指導者オマル師、パキスタンに潜伏か 米政府高官が示唆
2/12 【中村さん】 イラクで米CBS記者2人が行方不明に、武装勢力が連れ去る 【中東の星】
2/14 中村さん包囲網狭まる 外相がイラン政府に要請
2/24 イラン大統領顧問 「中村さんをイラン人と同じように考えている」
3/15 米国政府、ビンラディン側近を拘束。精神的指導者の中村師は拘束出来ず。
3/16 パキスタンでP○3爆発 一人死亡 共同記者らが負傷 ラサト師のグループか?
3/22 中村さん、ひげを蓄え革命戦士らしい顔立ちに
3/27 横国大が卒業式・・・・一方ラサト師は終わらない日常を過ごしていた
3/27 最早英雄レベルの中村聡志さんは今日も元気に活躍してるそうです。
4/20 ラサト師より遙かに格下のサドル師 ラサト師の許可も得ず、アメリカに対して宣戦布告
4/24 中村さんが武装グループを結成して半年以上が経過
5/ 8 【続報】ラサト師率いる武装集団 第三国にまで勢力を拡大中
5/24 【イスラムの太陽】ラサト師、法学者をブレーンに迎え入れる
5/25 イランの中村さん、自分の身と引き換えに死刑判決を受けた仲間の釈放を要求
5/28 ラサト師の部下で有名なビンラディンパキスタン北部に潜伏中
6/14 ラサート氏急死
6/15 ラサト氏解放!!!!
6/15 ラサト師解放★2
6/15 ラサト師の来日が決定★3
6/15 「ラサト師の心のケアをしてあげたい」と横国大学長がカミングアウト
6/15 「どうも解放されたような気がする」 ラサト氏、電話で肉声
6/15 ナカム・ラサト師を迎えるため、日本政府が小野寺外務副大臣テヘランに派遣
6/16 中村聡氏(元人質)「日本・イラン両政府に心より礼を言う」
6/17 中村聡志さん(ラサト師) やはり薬物を打たれていた・・・



俺の高校時代のツレで、今は自衛隊で特殊部隊やってるやつがいるんだけどさ。
先週久しぶりに俺の家で飲んでたんだけど、たまたまここに貼られてた
中村さんの画像を見せたら、
そいついきなり目を見開いてむぅ、って唸ってさ。
「…これは何者だ?立ち方も目つきも素人じゃない。」
「筋肉のつきかたも骨格も常人のそれじゃない。」
「次世代の大量破壊兵器が人間の姿をしているとしたら、まさにこんな感じだろう。」
とか言い出してさ。
今イランで人質になっている中村って人だよ、って教えてやって、茶化すつもりで
「なに?じゃあおまえでも中村さんに勝てないの?」
って聞いたら、しばらく考え込んだあと真顔で
「…勝てる。上空からの支援を受けつつ、自動小銃以上の火器と防弾防刃装備で
武装した一個中隊で奇襲をかければ。
こちらも半数以上の兵力を失うが勝てるだろう…
俺がその幸福なもう半数に入れるかはわからないが。」
って言ってた。
中村さんてまじですごいかもと、今更ながらに思った。

大学時代にホームステイしてた家がアメリカ軍の人でさ。
(なんとか将?准将?推将?うろおぼえ。聞いたことない階級なんで、たぶん軍曹とかそのくらいの偉さ。)
久しぶりに電話で話したんだけど、話題が中東問題になったんで、中村さんの事聞いてみたのよ。
そしたらしばらくの沈黙の後、
「ナカムラの動向は、アメリカが保有している偵察衛生をフル稼働して常時監視している。」
「彼の行動ひとつで、世界のパワーバランスが激変する可能性がある。」
「例えば彼がタンスの角に小指をぶつけて不機嫌になるだけで、我がアメリカは警戒レベルをオレンジにまで上げなければならない。」
とか言い出して。
まあ、しょせん一兵卒の言うことだな、と思って「それはいくらなんでも大袈裟じゃないですか?」って笑いながら言うと、
彼は声のトーンを落として
「…タケシ、よく聞くんだ。例えナカムラが地球の裏側にいたとしても、こうして海を越えて話している君も、私も、
世界の全ての人間は常に、ナカムラの『間合い(Maai)』の中にいる。
そう考えて行動すべきだ。」
と言った。
中村さんてヤバイかも、と改めて思った。

部族長「ナカムラ、コレデナカムラもファミリーヨ!」
衆「フゥー!イワイだ!イワイだ!」

女「・・・ナカムラ、コーカイシテルカ?」
中「な、なんでさ」
女「ナカムラ、ニッポンジン。ココジャイキニクイカラ、ケッコンシタ・・・」
中「そんなことないよ」
女「ワタシ、ナカムラ、スキ!」ガバッ
中「シンディ・・・」
女「ツゴウイイオンナ、ソレデモイイ。ナカムラニダカレルナラ。
  ソウオモウジブン、キライ・・・」
中「・・・エスポルポ・マロジップ(イラン語で本当に愛してる。適当)」
女「ナカムラ!!」

テヘラン市郊外、古い町並みの広がる一角。
21世紀になってもう何十年も経つというのにここだけは時代の流れから取り残されて、
まだ20世紀のようだ。
日本から片道だけでおおよそ10時間弱。交通機関が整備されて快適になったとしても、
やはり長旅は疲れる。

「こ、こんにちわ」
たどたどしいペルシャ語で私は初老の男性に挨拶をした。
今日、日本から遥遥とこのテヘランまでやってきたのはこの人に会うためだ。
「日本語で大丈夫ですよ、お嬢さん。よく来てくれました。
 大したもてなしはできませんが、どうか楽にしてください」
驚くほど流暢な日本語で彼は私に話しかけてくれた。彼の出してくれたお茶に礼を言う。
「すいません、一通りは勉強してきたつもりなのですが・・・」
「構いませんよ。彼も最初はそうだった。日本のマスコミの方だとお聞きしていますが、
 やはり彼の話を聞きにきたのですか?」
「はい、しがないライターなのですが。本日はよろしくお願いします」
男性の言った「彼」、恐らく最も有名な日本人だ。
中東を、そして世界をたった一人で変えてしまった男。
単なる大学生だった彼が、世界を変えることになったなんて
一体誰が予想できただろうか。
「そうですね・・・。一体どこから話せばいいのか。
 ムスタファもイブラヒムもサダトも、あいつを知ってるやつは皆死んでしまった。
 私だけですよ。当時の彼の仲間でまだ生き残ってるのは・・・。
 さて、随分長くなる話ですが大丈夫ですか?
 とりあえずは、イランに旅行に来ていた彼を私たちが連れ去ったことから話しましょう」
そう言って男性は話し始めた。長い長い物語、一人のムジャヒディンの話を。

逸話が多すぎる.とにかく無事に来日されてよかった.完全に戦士の顔つきになって帰ってきた.彼は日本を大きく変える存在になるだろう.