台湾二日目


今日は翡翠屋さんに行った.超マニアックで危険な香りのする区域にあったが,店に入ったとたん駆け寄ってきた●チーズの子犬が激萌えだった.まじで神だった.でもすぐさま檻に入れられたようだ.ちなみにあり誤君は尋常でないほどのレベルで狂犬病を恐れて飛び退いていた.それにしてもこっちはいきなり雨が降る.しかも超強い.仕方ないので近くのビニコン(激くさ肉有り)で折り畳み傘を購入して持ち歩くことにした.
翡翠屋の後には来台前より一部で注目されていたFatimaid(http://blog.yam.com/fatimaid)という女僕喫茶へ向かった.おそらく韓国かどっかからの旅行者と思われる一団がいぶかしそうに店の前で様子をうかがう中,恥ずかしかったがそれでいて堂々とカランカランと入って行った.すると,かなりオーソドックスな感じの女僕が現れた.ただ日本のものと異なるのは,非常に日本語がたどたどしいことだ(まあ,それでもしゃべれてるのはすごいんだが).これは新しい!日本でもやれば間違いなく流行る.最近の女僕喫茶はなんかかなりこなれた感じがしてちょっと事務的な感じがするんだもの・・・まあ2年ほど行ってないが.でもこっちは何だか一生懸命さが伝わってくる.それに従業員はすぐに集まりそう.だって留学生100万人計画とか進んでるしね.てかこのHページ,写真もろだな.ここまで女僕(+客も!)の写真さらしまくるとこもありえない.やっぱここすごいな.あと眼鏡率が驚愕レベルで高い.今回のめんつでは100パー近かった.はっさんがいたらテンション並びにクオリティが上がっていたことは間違いない.
飲み物は100元で飲み放題だったがコーヒーなど全てデフォルトで激甘だったのできつかった.でもワッフルは旨かった.あと店内には漫画がいっぱい並んでた.時間制限は無し!!!!これも日本ではありえない.まじすごいなーとか言ってたら,急にあり誤君が台湾来る前にフットサルで痛めたひざからじゅくじゅくしたエキスが!!!!!!これはきもい!とか思ってたら,なんと本職はナースヨ!という眼鏡女僕があり誤君の下半身の世話を!!!!!すごく手際のいい処置だった.どうも店内で怪我したと思われたっぽいが,誤解は解いておいたはず.いやすごかった.
とまあ満喫して店を後にし,次に向かったのは台北101タワー(http://www2u.biglobe.ne.jp/~kamimura/snap/SNAP32.htm)であった.とにかくでかかった.高さもさることながら,一番すごかったのはエレベーターの速度だった.確か時速60キロは出てたはず.Gと気圧変化で頭が狂いそうになった.こんなのに涼しげな顔で1日中上り下りしているエレガの人.台湾生まれってスゲェ・・・その時初めてそう思った.ここで何よりも驚いたのは,スタッフのクオリティだった.とにかく全員が超美形.特に受付の一人は芸能人でもなかなかいないクラスだと皆は騒いでいた(俺は目が悪い).しかもツンデレだったと.最後に少しだけ微笑みかけられたときに,岡山生まれの先輩のOさんは腰砕けになりそうになったとのこと.
さらに,その後,せんこんと合流して士林夜市へ向かった.さすがに遅かったのでいろいろ閉まりかけていたが,飯も女僕喫茶でのワッフル以来食ってなかったので,ここで食うことにした.なんかここ汚ねっ!お,ちょっと我々が苦手とする仙草入りデザートなどがあるなあ,ちょっとOさんこれ食ってみてくださいよ,とか話していると,いきなり周囲がざわつきはじめ,ガラガラガラッッッ!と屋台を引っ張って必死な顔で逃げ惑う人々が!岡山生まれのOさんはそれと激突しそうになるものの,「破ッ」とうまいこと避けていた.せんこんによると,どうも彼らが無許可で商売をやっていたところにガサが入ったとのこと.あんな顔して逃げる大人を久しぶりに見た気がした.そう,ここはなんか昔の大牟田と似ている.四ッ山でのこくんぞさん祭のときはこんな感じだったなあ,と感慨に耽った.そう,完全な懐古厨であった.
それにしてもきもそうな食い物が多い.あと,例のスパイス,通称ファミマスパイスが肉料理には特にふんだんに用いられており,あり誤氏たちはいつもむせていた.いや,えづいていた.字面が最悪だったのは「大腸包小腸」だ.まあただのソーセージなんだが,もうちょっと考えてほしいな...とにかくここで飯食って(台湾はチャーハンがうまい),シーハシーハ言いながら帰った.さすがに一日の密度が濃すぎる.これはきついので明日からはもうちょいペースを考えようと思い,寝た.




老いの時間の密度

老いの時間の密度