木礎秦初日
三ヶ月半ぶりに東京にきた。発表には意外と多くの人が来てくれて、よかったと思う。マーケティング的な会社の人にも興味を持っていただいたようだった。我々の最近のこのテーマの発表では結構これまで接点の無かった人々と会う機会が多い。
他のポスタを見て回ったりしたが、知ってるみなさん方もこれまでとテーマを変えてきているイメージが強い。新鮮な感じ。
夜は某O先輩宅なのだが、今回ついにダンボールをあてがわれた。「きっと暖かいよ」と。心優しいことに1メートル四方程度のタオルケットまで賜った。確かに当初の絶望的な予想よりかは意外と暖かかったものの、なかなかのリアリティで「特殊な住まい方をなさっている方々」のパラダイムを体験することができた。
それよりも私が気になったのは、午前3時頃に部屋の周りから「キィ…キィ…」とブランコあるいは車椅子的な音が断続的に聞こえていたことである。しかも音源は部屋の周りを囲むようにぐるぐると移動していた。まず間違いなく霊的な現象だったと確信しているのだが、O先輩は必死に否定していた。でも、きっといつか御自身でも実感として理解されるときが来ると思う。近い未来に。より具体的な形で。