エキスポ・エキスポ

恐ろしすぎる.


<コースター事故>楽しいはずの「こどもの日」が惨事に
5月5日22時34分配信 毎日新聞

 割れんばかりの騒音、悲鳴とともに、コース上に停車するジェットコースター。GW真っただ中の楽しいはずの「こどもの日」は暗転し、多くの子どもたちが訪れた遊園地は惨事の現場となった。5日、大阪府吹田市の「エキスポランド」で起きたジェットコースター事故。安全でなければいけないはずの遊園地でなぜこんな事故が起きたのか。目撃者の証言などを基に事故を再現した。
■発生状況
 風神雷神2は、最高時速75キロのスピードで激しいアップダウンを繰り返し1050メートルのコースを走行する。事故はその中盤から終盤にかけて起きた。
 まず、車軸の折れた部分が発見されたのはスタートから442メートル地点の地面。後半の連続旋回に向かう直前の下り坂を降りきった地点で、この周辺で2両目前部左側の車輪とレールを固定する車軸が折れたとみられる。
 コースターはこの後、2両目がぐらついた状態のまま時速50キロ前後で連続旋回をして、そのまま直線の下りに。ここで車輪がはずれて落下し、686メートル地点で地面に脱落した車輪などが発見された。さらに、車輪がはずれたことで、車両が左側に大きく傾き、乗客が左側の手すりに接触。直後の715メートル地点で停止した。
■午前10時半・前兆
 「いつもより横揺れが大きい気がした」。事故の約2時間半前の午前10時半ごろ、友人3人と風神雷神2に乗った京都市伏見区の会社員、桃山大輔さん(18)はそう感じていた。「僕らが乗った時には既にジェットコースターに異変が起きていたのかも」
 “異変”は別の来園者も気付いていた。事故前に友人2人と乗車した京都市の私立大2年の女性(19)も「カーブ時、落下防止用の安全バーが体に当たるが、その衝撃が普段より大きく痛かった」と証言した。
■午後0時48分・発生
 「ガタガタガタ」。とてつもないごう音に、現場近くにいた複数の来園者が気付いた。それが事故の瞬間だった。
 長女夫婦ら6人と遊びに来ていた大阪府池田市、自営業、日比野明洋さん(65)は孫の男児(8)とコースターの真下にいた。「脱線したようなものすごい音がした。金属が摩擦するような『ギュー』という音だった」

 コースターに乗ろうと友人4人と現場の少し前のコース下を歩いていた同府四條畷市の高校1年の女子(15)は「バリバリ」という物が壊れる音で頭上を見上げた。コースターとみられる部品の破片が飛び散ってきた。白い煙も見えた。「2両目の前の人はピクリとも動かなかった」。ショックで涙があふれた。
 京都市伏見区の短大2年の女性(19)は現場前のレストランで食事をしていた。「コースターの塗料とみられる物がキラキラ落ち、だ円形の部品が落ちた。ガンという音がしたのはその直後だった」と話した。
■午後1時・救助
 コースターに取り残された人たちが救助されたのは事故後10分以上が経ってから。「救急車を呼んどるのか」「けが人いる」。園内に叫び声が響いた。乗客は消防隊員の誘導でコース脇を歩いたり、はしごで降りたりして避難した。
 19人が搬送された吹田市済生会千里病院。駆けつけた家族の顔を見て、思わず抱きつく人もいた。藤川秀美・同病院事務部長によると、入院した1人を除く18人は首の痛みや気分の悪さを訴える人が多かったという。一方、吹田市民病院には、事故を目撃しショックを受けた12人が運ばれた。医師によると、うち2人の女性は話を聞いても話ができなかったり、過呼吸の状態だったという。
 祖母ら計5人で遊びに来ていた大阪市平野区の中学1年、半田絵梨香さん(12)は「せっかくのゴールデンウィークなのに。ジェットコースターには怖くてもう乗れない」と涙で声を詰まらせた。入場客の男性は「こどもの日なのに…。孫は『ジェットコースターには一生乗らない』と言っている」と憤った。
 ◆小河原良乃さんの自宅、深夜になっても明かり
 事故で亡くなった滋賀県東近江市宮荘町の小河原良乃さん(19)の自宅は、深夜になっても室内の明かりがついたまま。親類という男性は玄関先で「家族がいつ帰ってきてもいいように、掃除をしています」とだけ話した。
 近所の人によると、小河原さんは4人きょうだいの末っ子で、十数年前に父親を交通事故で亡くしたという。近くに住む50代の女性は「最近も良乃さんが犬の散歩をしている時に会いましたが、あいさつを返してくれる可愛い子だったのに」と沈痛な表情。50代の男性は「お母さんがパートで育てた優しい子でした」と無念そうに話した。【蒔田備憲、斎藤和夫】
 ◆対応に追われる各地の遊園地
 エキスポランドの事故を受け、同様の立ち乗りコースターのある各地の遊園地などは、運転中止や緊急点検などの対応に追われた。
 東京都稲城市の遊園地「よみうりランド」では5日午後2時半ごろから事故機と同型機のループコースター「MOMOnGA(モモンガ)」を運行休止とした。同園は昨秋に解体点検し、異常がないことを確認している。このため、7日に点検して異常がなければ、運行再開を検討するという。
 岡山県倉敷市鷲羽山ハイランドは「スタンディングコースター」の運転を停止して点検。熊本県荒尾市三井グリーンランドも「風神雷神」の運転を休止した。北海道留寿都村の遊園地「ルスツリゾート」の「スタンディングコースター」も事故の一報があった午後2時ごろから運転を休止した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070505-00000073-mai-soci



子供の頃,これのヴァージョンⅠに乗ったことがある.確かにあれが土台からめくれたとなると・・・体も固定されているし,無理だろう.今回は,気分が悪くなった人々が特に多く発生している.その理由は,やはり亡くなられた方の亡くなり方にあったようだ.某紙では「亡くなった女性は手すりに衝突した際、体の一部を切断して即死した。」とある.さらに,別の某紙では「顔面などを強打」とある.これでどのようなことが起きたかがはっきり分かる.また,(さすがに載せないが)この様子を偶然撮影してしまったと思われる画像を掲載した記事が当初はyahoo!ニュースのトップにあった(ほどなくしてその画像の該当箇所にガウシャンマスクがかけられた).mixiでは関係者の日記が書かれ,驚愕の惨状であることが報告された.しかも,救助作業に入るまでに10分ほどかかっている.その間,被害者の方々の目の前にはそのような状態のまま放置されていたことになる.そりゃきつい.この事故きつすぎる.

強烈なアップダウンと決死のダブル旋回が待ち受ける、
心臓破りのスタンディングコースター。
神の怒りは半端じゃないゾ!   (エキスポランドHPより)

ちなみにエキスポランドHPでは現在これが見れません・・・
ありました→http://www.expoland.co.jp/ride/ride.html(picoraさんからの情報提供)


さらに,エキスポランドを経営する会社は,例の中国のディズニー激パクリ,知的財産権問題で世界中を激震させた「石景山游来園」にも絡んでいることが判明(http://www.senyo.co.jp/corp/leisure.htm)...これは,やばい感じがぷんぷんしてきた.